AID Blog
雑感
デザインがつまらない。
デザイン制作がつまらない、ではなく、
いまあるモノとコトにキラキラ輝きが少ない、
高揚感が少ない気がしています。
なぜだろう、と考えているのですが、
ひとつは、
<「未来」が思い描けなくなっているから>
ではないかと考えています。
わたしの小さい頃は、未来を予想したイラストやマンガにもの凄くワクワクしたのを覚えています。
未来の飛行機・船・電車・車などの乗り物、
未来の街並、
未来のファッション、
どれもがキラキラ輝いていた気がしてなりません。
見ていてワクワクしていたのは、もちろんスタイリングそうですが、それだけではなかったはずです。今思い出せば、その仕組も含めたデザインに高揚していたように思います。
そして今、あの頃絶対的未来だと思っていた21世紀をなんともあっさりと向えてしまい、近未来感も未来感もさっぱり感じません。
感じるのはなんとも閉塞感ばかり。
そんな中で、あの頃の未来を感じさせてくれそうなのが、電気車のような気がしています。今の車の仕組みにしがみつくことなく、ただ単純に新しいモノとコトを見られそう、手に触れられそうな期待感があります。
Aman
2011年6月2日木曜日