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バリアフリー展

 

去る4月14日、大阪インテックス展示会場で開催された、介護・医療ビジネスの総合展示会「バリアフリー2011」を視察しました。

コイズミブースに出展の、AIDにてデザインした介護施設向け収納家具「グランテージ」の新作の確認と情報収集が主たる目的です。

会場には自動車、住宅、建材、メーカーをはじめ、衣・食・住はもちろん、ありとあらゆる「モノ」がハンディーのある人や介護の必要な人の為に開発されていることに、昨年に続き今回も感心させられます。


トヨタのブースでは自動車の屋根に取り付けたルーフキャリーが、運転席のボタン操作一つで静かに横にスライドし、中に格納された車椅子が運転席のすぐ横に降りてくる機能をデモンストレーションし、多くの見学者を集めていました。


あるいは今回の震災にも関連づけて、被災地にすぐ運べる「エアバルーン式お風呂」とか、耐水、軽量、クッション性の有る「樹脂製すのこ」これは実際に自衛隊が使用し、津波で泥沼化した場所での通路や遺体収容担架、あるいは、隊員のベッドとしても活躍したそうです。


通常でない使用者、通常でない状況下に求められる「モノとデザイン」の視点を再認識しました。


Takatsuka

 

2011年4月26日火曜日

 
 

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