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流浪の観音 様

 

本来は、弊社代表の締めの言葉で本年のブログも終わるところですが、慌ただしく帰宅されましたので、ふ・つ・うにブログを更新しておきます。

年始の代表のとっておきのブログに期待しておきましょう(笑)


さて、先日、初めて法隆寺を散策してきました。

本来の目的は、奈良の造り酒屋直営の立ち呑み(蔵元豊祝)で昼酒なんですが、お酒で身体も暖まったところで、ぶらりぶらり。

お腹も満たされて、お酒も呑んで、お寺参りなんて不埒ですが、お許し下さい。


法隆寺で、気になった事がいくつかあったのですが、ひとつは、

「法隆寺の百済観音は、千年におよぶ流浪の旅をし、『流浪の観音』といわれていた。」

ということ。


もう、わたしのイメージの中では、百済観音様がぶらりぶらりと諸国を歩いていく姿が頭から離れません。


それにしても観音様が「流浪の旅人」だったとは...。

いや旅人ではなくて「旅観音」ですね。

不謹慎とは思いつつも、「流浪の旅」という言葉の響きに、そわそわ、わくわくしてしまい、加えて、もしかしたら、百済観音様は「人」に近かったのではないかと勝手な空想が膨らんでいきます。

そして、なぜにこの奈良の地を安住の地としてお選びになったのか。ますます、想像が膨らんでいきます。

ぶらりぶらりと歩いてきた観音様が定住したのにはきっと訳がある。これまで千年も流浪の旅をしてきてのに、旅を止めてしまう何かがあったんでしょう、

住み心地?

心境の変化?

疲れちゃった?

あ〜、完全に観音様が「旅人」となってしまっています。

これらは、わたしの勝手な空想ですので、お許し下さい。


酔いが醒めても勝手な空想は止まりません。

大丈夫か??


「空想は知識より重要である。知識には限界がある。想像力は世界を包み込む。」アインシュタイン


AMAN

 

2010年12月28日火曜日

 
 

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