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居酒屋 定点観測
阿倍野の再開発地域、阿倍野筋に面した商店街に「明治屋」という居酒屋が有ります。
昭和中期の時代から60年続けているお店です。カウンター15席、スリムなテーブル6人掛けが3セット。
日本酒と焼酎がメインでおでんやダシ巻き卵など一品でちょい寄り酒場です。
ここのインテリアは当時の建具や素材をつかった古風なおもむきです。 天井は檜の大きな格子枠で出来ていて重厚感が有りカウンターやテーブルはなら材で椅子は本革張りの丸スツールで今は中身がへたっていてつぶれかかっています。お店は、生きのいいお姉さん(昔の//)が三人で切り盛りしています。半年振りなのにちゃんと覚えてくれていて声を掛けてくれます。この楽しい雰囲気は店舗デザインだけでは作れないなーーといつも思うのです。カウンターの楢材も塗料もぬけて白木が出て来ていてそこへ何年もお酒や手の油や触っていて拭き掃除などで、すり減りで形が丸くなっている感じです。おまけに昼過ぎから営業していると聞きます(もしかしたら金、土だけかな?日曜は休み)
そんな明治屋もついに移転するそうです。今月中頃に近所らしいですが、どんな店になるのか落ち着いた頃に観測(ただの酒飲みに)に行くつもりです。
SHINOZAKI
2010年10月4日月曜日