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雑誌

 

初めに言って起きますが、デザインやインテリア関係の雑誌の話では

ありません。


私は16歳で原付の免許を取得して、バイク歴はかなり長いのですが

その頃に比べると、世の中が全く変わってしまいました。


免許を取得して、始めは原付のスクーターでも乗れればいいと思っていて

あまりバイクに乗ることに興味は無かったのですが、そのころ家の近所に

バイク屋さんができて、50ccのレーサーレプリカがありました。

めっちゃかっちょええ!と思い、そこから「ただ乗れたらいい」から

「そのバイクに乗って走りたい!」という心境に変わりました。


まさか自分がサーキットを走って、本格的にレースをするなんて

その頃はまったく想像つきませんでした。

モータースポーツは好きは好きでしたが、どちらかというと、子供の頃は

F1とかの方が興味はありました。


それで、近年凄く思うことは、この不況の影響で、バイク業界、特に

レース界は世界的に縮小傾向にあります。

一般のオートバイも技術の進歩は著しいのですが、それに反して

バイクが売れなくなり、オートバイ雑誌も消えて行くものも増えてきました。


で、今は自転車の雑誌をよく見たりします。

特に色々な人のライディングのインプレッション記事をよく読みます。

大げさに書いてあるな、と思いつつ、それでも読みます。

人によって言うことが全く逆だったり、でもそれは裏を返せば

同じ意味合いになったりと、他人の意見を客観的に見てみて、

この人は何を言いたいのかな?と、色々と勉強になります。


バイク雑誌も自転車の雑誌も、インプレッションやセッティングの話が

色々と特集されていることがあります。

で、毎年言ってることが違う、人によっては正反対のことを言っている。

読者は何を信じればいいのか、迷うところじゃないでしょうか。


そこで思うのは、その時の流行、バイクの乗り方や自転車の乗り方でも

時代時代に合ったことが取り上げられているのだなと。

でも、こういうことを流行で変えていいのか、私は疑問に思います。

かといって、毎年いつも同じ内容では雑誌の業界も持たない、

難しいところだと思います。


流行はありますが、流行の為に本当に良い記事が、そうでなくなる

ことも多々あると思います。


デザインも、いいモノはいつの時代でも良い。

流行に沿わない、売れないからと言って、同じ方向性のデザインが

凄く増えてしまって、悪い意味で「真似」している節が見えます。


スポーツもモノづくりも、そこのところは大切だと思いました。


YOFU

2012年2月2日木曜日

 
 

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