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宮崎ローカルフード

 

年末年始、宮崎に帰省した際の話しです。

全国各地、ご当地グルメがありますが、もちろん、宮崎にもご当地グルメというか、ローカルフードというか、ソウルフードがあります。そのいくつかを紹介します。

【うどん】

宮崎にはたくさんのうどん屋さんがあり、早朝から営業していまして、朝ごはんを食べにお客さんがたくさん来ます。朝ラーならぬ、朝う〜です。麺はふにゃふにゃ、出汁はイリコの風味が強いです。たぶんに讃岐うどんのエッジの立った麺とは対極にあるような、麺の腰のなさなんです。お値段もかけうどんですと、200円もしません。

写真のうどんは「てんかうどん」:てんぷら(宮崎ではうどんに入る天ぷらは練り物)、てんかす入りのうどん。

【ラーメン】

基本的には店外まで豚骨の香り漂うとんこつラーメンです。全国各地有名なラーメン屋さんがありますが、確かに美味しい、ただ、地元のラーメンも捨て難い。宮崎のラーメンは、良い意味でなんだかピントが合っていないというか、ぼやけた味なんです(笑)もちろん、宮崎にもビシッと決まった味のラーメン屋さんもあります、ただ、昔から続くラーメン屋さんは、どうもこの傾向のようです。しかし、お客さんはやはりひっきりなしにやってきます。 やはり、地元で食べるラーメンは、ホッとします。

【うなぎ】

宮崎は鰻の養殖が盛んです。国内第3位の生産量のようです。そのお陰かはわかりませんが、鰻屋さんがたくさんあります。蒸さずにパリッと焼き上げた鰻で、甘めのタレが多いようです。そして、鰻に付いてくる汁物は、肝吸いではなくて、呉汁です。呉汁は、すり潰した大豆の入ったふわふわの汁物です。私は、はじめて県外で鰻を食べるまで、鰻には呉汁が必ず付いてくるものだと思っていました。

【チキン南蛮】

チキン南蛮は、県外でも市民権を得てきたような気がしますが、基本的には、でかい鶏肉を衣を付けて揚げ、甘酢に付けた後、たっぷりのタルタルソースがかけてあります。このチキン南蛮、宮崎ではムネ派、モモ派かで意見が分かれます(笑)これは、鶏肉の胸肉か腿肉かの部位の違いです。

写真は、とある有名なお店の「ランチ」です。ランチメニューという意味ではなくて、昼でも夜でも食べられるランチです。チキン南蛮、海老フライ、ハンバーグ、ケチャップスパゲティのセットで、たぶんに暴力的なカロリーだと思います。


aman

2012年1月19日木曜日

 
 

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